『よだかの星』 宮沢賢治 ・三永ワヲ-読書日記
〈内容〉
有名古典作品・宮沢賢治『よだかの星』と人気イラストレーター・三永ワヲがコラボした新しいタイプの物語
〈ひとこと〉
宮沢賢治の『よだかの鳥』は英語で書かれたバージョンを、半年ほど前に読んだことがある。
その頃は英語の物語に興味を持ち始めたばかり。
英語力は初心者に毛が生えた程度で、英語版の『よだかの鳥』を読んでも、ストーリーの最後が上手く理解できなかった。
夜空に向かって飛んでいったよだかは、最後どうなったのだろうか?
無事に夜空に到着できたのだろうか?
それとも力尽きて墜落してしまったのだろうか?
もしかしてどっちでもない?
その時は、内容が理解できないまま、もやもやとした気分で本のページを閉じた。
少し未練が残る。
それから月日は流れ、半年が経過。
インスタの写真をつらつらと眺めていると、綺麗なイラストの『よだかの鳥』を、お気に入りのフォロワーさんの投稿で発見。
この物語のラストがどのようにして終わるのか気になる僕は、急遽この本を図書館で予約した。
知的欲求に促されるままである。
読んでみると、イラストがエモくて、宮沢賢治のきらりと光る端正な文体とそのイラストが、すごくマッチしている。
この本を読んでいて、次のページは?次のページは?と、ページをめくるその手が止まらない。
そうこうしているうちに、あっという間に読み終わってしまった。
〈雑筆〉
最近の出来事。
最近インスタで、お気に入りのアカウントさんが辻村深月の『かがみの孤城』の写真を投稿しているのを見かけた。
最近映画化され、近々読んでみたいなあと、ひそかに気になっている。
過去に自分が読んだ本や気になる本を、フォロワーさんが投稿していたら、できるだけ僕はその投稿にコメントをするようにしている。
それがきっかけで、読書好きなフォロワーさんと仲良くなれるのが楽しいからだ。
でも、『かがみの孤城』の投稿を見た時、僕は研究室で卒論の執筆作業中だった。
ああ、今忙しいから、後でコメントしようと、ポケットにスマホをしまったきり、その投稿のことは忘れてしまった。
その翌々日。
僕が荻原規子さんの『エチュード春一番』を投稿した時、そのアカウントさんからコメントが届いた。
そうだった!
『かがみの孤城』の投稿にコメントするの忘れてた。
投稿日から2、3日経過していたら、流石にコメントしずらい。
コメントは、投稿を見た瞬間にやろうと、決心した今日この頃。