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『アルキメデスの大戦』 佐野晶-読書日記

タイトル『アルキメデスの大戦』
著者   佐野晶
原作作者 三田紀房

 

「この怪物を生み出してはいけない!」と叫び、数学で戦争を止めようとした主人公がかっこよかった!

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〈あらすじ〉
一九三三年。
次なる旗艦の建造計画をめぐり、海軍上層部は対立していた。
巨大戦艦建造を標榜する戦艦派の計画案に、数字上の虚偽を疑う空母派は、ある数学の天才に不正を見破らせようとする。
数学の真理は、巨大戦艦―大和―の建造を阻止できるのか?
大日本帝国海軍が歩んだ激動の時代を、美しき若き天才数学者・櫂直の生き様を通して描く感動作。
ーアマゾンより引用

 

〈ひとこと〉
一年前のことである。
アマゾンプライムでこの物語の予告編を見た。
「この怪物を生み出してはいけない!」と叫び、数学で戦争を止めようとした主人公に瞳に、形容し難い熱い何かを感じた。
半年前のことである。
ブックオフで『アルキメデスの大戦』を見つけた。
予告編で見た主人公の熱くたぎる瞳を思い出し、即購入した。
3日前のことである。
本棚で積読と化していた『アルキメデスの大戦』を偶然目にした。
なぜ自分がこの本を買ったのかわからなかった。
2日前のことである。
なぜこの本に購買意欲を刺激されたのかふと気になった。
実際に読んでみて、日本が戦争に直走るのを数学を駆使して防いだ主人公の情熱に惹かれたのを思い出した。
昨日のことである。
主人公の抱く熱い思いを皆んなに伝えたくて文章を書いた。
そして皆んながこの物語を読んでくれるのを願った。