読書日記『エプロン男子』山本瑤
タイトル エプロン男子
著書 山本瑤
イラスト 玉島ノン
〈あらすじ〉
激務続きの仕事はうまくいかず、恋人にもこっぴどくフラれたデザイナーの夏芽。
心身ともにボロボロ状態の彼女は、顧客の女性作家からあるサービスを教えられる。
それはイケメンシェフが自宅に来て料理を作ってくれるというものだった。半信半疑に思いつつも連絡をすると、海斗という背の高い短髪の男が夏芽のワンルームマンションに訪れて! ?
すべては貴女のしあわせな笑顔のために・・・!
〈ひとこと〉
こういう物語好きなんですよね。
なんていうか、"疲労困憊した会社勤めのOLさんの前に爽やかイケメンが現れて、日々の疲れを癒してくれる"みたいな物語。
ついでに美味しい手料理を堪能して、ヒロインと一緒に読者の身も心もほっこりする場面があれば、マッチベター。
そういう意味では僕の好きな要素しかない山本瑤さんの『エプロン男子』は、パーフェクトとしか言いようのない小説だった。