『入社1年目の教科書』 岩瀬大輔-読者日記
タイトル『入社1年目の教科書』
著者 岩瀬大輔
〈内容〉
「え、そんなこと?」って誰もが思うけど、仕事で絶好調スタートを切るには欠かせない50の簡単な原則。
〈ひとこと〉
この本にはいろんなためになるアドバイスが載っていた。
例えば「何のためにこの仕事をするのか考えよう」とか、「メモを片手に話を聞く」だとか、「新聞を読んでこの世の中を知っておくべき」などなど。
でも一番僕の心に響いたアドバイスは、「わからないことを上司に聞く時、わからない点を教わるのではなく、わからない点の『調べ方』を教わる」ことだ。
僕は今年の春に某飲食店の会社に就職したのだが、食器洗濯機の点検作業のやり方がわからなくて、先輩に食器洗濯機の点検作業のやり方を教えてもらう機会があったら。
自分の先輩は優しい方で、忙しい時間帯にわざわざ時間を自分に割いて、食器洗濯機の点検作業について教えてくれた。
そこまでは良かったのだが、後日にキッチンのマニュアルを見てみると、そのマニュアルに食器洗濯機の点検作業の手順が載っていることに気がついた。
先輩も暇ではない。
お客さんは次から次へとお店にやってくる。
先輩はお客さんに最高のサービスを提供するために身を粉にして働いている。
そんな先輩の大切な時間を奪ってしまった無知な自分。
今後はわからないことがあったら、むやみやたらに先輩に頼らないで、自分であらかじめ調べてから人に疑問点を聞くようにしよう。
そう心に決めた。
〈グループ〉
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