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読書日記『名馬を読む 3』江面弘也

タイトル 名馬を読む 3
著者   江面弘也

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影に潜む実力者たち。

彼らの勇姿は人々の記憶に焼き付き、彼らの生き様は人から人へと語り継がれてゆく。

 

〈内容〉
いまも多くのファンに語り継がれる22頭の名馬が登場。
競馬を活字で楽しむ好評シリーズ第3弾! カラー口絵10ページ付き。
ーアマゾンより引用

〈目次〉
第1章 人とダービー馬の話
ヒカルイマイ
カブラヤオー
ウイニングチケット
ネオユニヴァース
キングカメハメハ

第2章 きれいな牝馬は、好きですか
タマミ
シスタートウショウ
ヒシアマゾン
メジロドーベル
スティルインラブ
ブエナビスタ

第3章 この馬、予想不可能につき
カブトシロー
ギャロップダイナ
ダイユウサク
ヒシミラクル
ゴールドシップ

第4章 「最優秀短距離馬」という勲章
メイズイ
ニッポーテイオー
サクラバクシンオー
デュランダル
ロードカナロア

第5章 キタサンブラックをつくった男たち
第一話 誕生
第二話 成長
第三話 戴冠
第四話 有終

〈ひとこと〉
この言葉が忘れられない。
シンザンの特徴は特徴のないのが特徴だ。シンザンの特徴はシンザンを育てた人々によって形作られた」
これは半年前に読んだ『名馬を読む2』で出会ったシンザンという名の馬の説明文。
素晴らしい言葉だと思った。
半年前に読んだのにも関わらず、この言葉は僕の胸の中でずっと燃え続けている。
だから読書というものはやめられないんだ。
自分の心の闇を照らすような、乾いた心に潤いを与えるような、そんな人生の分嶺点となりうる私淑するべき言葉に、どこで出会うかわからないのだから。
そういう期待を込めて僕は『名馬を読む』シリーズの3冊目を久方ぶりに開いたのだった。