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『ただいまの神様』 鈴森丹子-読書日記

タイトル 『ただいまの神様』
著者    鈴森丹子

 


神様らしいことは何もしないけれど、そばにいてくれる優しい存在。

神様シリーズ第二弾!

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〈あらすじ〉

悩みごと、憂いごと、ひとりで抱えこまないで!“なんでも話せる相手がいる”、その温かさをあなたに。
侍言葉を話すタヌキ型の“山の神”、江戸言葉を話すエゾリス型の“森の神”。
奇妙な神様があなたの心をときほぐす、ほっこりリラクゼーションストーリー!
ーアマゾンより引用

〈ひとこと〉
以前読んだ『おかえりの神様』がとても面白かったので、続編である『ただいまの神様』をブックオフで見つけ早速購入。
恋に悩む男女に神様たちが、主人公の隣でまったりしながらさりげなく助言するという、ハートフルでホッコリな物語です。
この物語に登場する神様たちはとてもとても個性的。
私の推しはマヨネーズ大好きな山の神。
食べるもの全てにマヨネーズをかけてしまう、マヨネーズ中毒の神様です。
前作ではバニラアイスにマヨネーズをたっぷりかけ、キャップに口をつけてマヨネーズを直接ぐびぐびしていた彼ですが、今作では明太マヨのおいしさに気づき、マヨネーズ好きの新天地へと邁進していきます。
遅いですよね。
明太マヨの悪魔的美味しさに気がつくの。
そして、今回初登場だったのがコーヒー大好き森の神。
彼女はコーヒーを片手にコーヒーゼリーを食べたかと思えば、コーヒーを片手にコーヒー饅をハムハム、コーヒーを片手にコーヒー味の飴玉をポリポリする華麗なるコーヒー中毒者。
物語では語られませんが、カフェインの取りすぎで不眠症確定ですね。
絶対寝不足に悩まされてますよ、この神様。
今回も個性的なキャラをもった神様が出てくるほんわか小説でした。

 

〈グループ〉

 

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