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『のび太という生きかた 』 横山泰行-読書日記

タイトル『のび太という生きかた 』
著者   横山泰行

 

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〈内容〉
 勉強も運動も苦手でぐうたらしてばかりののび太
 でも、映画版で大活躍し、しずかちゃんとの結婚と、実は人生の成功者だったのです!
そんなのび太から、無理せずに自分らしく生きて、夢まで叶えてしまう方法を学んでみませんか?
 そんなのび太から学べる人生の成功法則を
のび太メソッド」と提唱。
 本書では、「のび太メソッド」を全部で37つ紹介しています。
 「のび太メソッド」は、どんなダメな奴でも夢が叶う、魔法の法則です。
 みなさんの人生にも役立つようなヒントが、この本にはたくさん詰まっています。
ーアマゾンより引用

 

〈ひとこと〉
 よく家族に「のび太くん」みたいだねとよく言われる。
 よく家で昼寝をして本を読んで、たまにランニングして、悠々自適に生きていたから、そう思われていたのかもしれない。
 あんなぐーたらと一緒にされるなんて…、ちょっとショック。
 でもこの『のび太という生き方』を読んで、自分のことをのび太と呼ばれるのは、やぶさかではないかなと思うようになった。
 だって考えてみれば、マンガののび太は最初から何もしないで「できない」と言ったことはほとんどないじゃないか。
 例えばスネ夫が親に買ってもらったあれやこれを自慢したときだって、のび太は「僕だってスネ夫のものよりもっと立派なものを手に入れてやるんだ!」と、ドラえもんの力を借りて四苦八苦努力するし、例えばジャイアンスネ夫にバカにされたときも、のび太は「僕って、なんでこんなにもドジでノロマなんだろう」とドラえもんに相談して(というより、ドラえもんに泣きついて)、弱点を克服しようとする。
 まあ、のび太の挑戦というのは、100回挑戦したうち、80%が失敗して、そして15%がうやむやに終わって、残りの5%が成功するという場合が多いような気がするのだが。
 そこは目をつぶって見なかったことにしよう。
 でもやっぱり、くよくよ考えずがむしゃらに取り組むのび太姿は、ちょっと尊敬できる。
 なぜなら気のび太は、気になったことに、さっさと挑戦してみて、いさぎよく失敗しているからだ。
 ただ憧れているだけでは、それが自分に向いていないことすらわからないのだから。
 そういう大事なことを気づかせてくれた本でした。

 

〈グループ〉

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