『恋は雨上がりのように』眉月じゅん-読書日記
タイトル『恋は雨上がりのように』 1巻〜3巻
作者 眉月じゅん
〈あらすじ〉
橘あきら17歳。高校2年生。片想い。相手は冴えないおじさん 。
感情表現が少ないクールな彼女が、胸に秘めし恋。 その相手はバイト先のファミレス店長。
ちょっと寝ぐせがついてて、たまにチャックが開いてて、後頭部には10円ハゲのある、そんな冴えないおじさん
。 青春の交差点で立ち止まったままの彼女と 人生の折り返し地点にさしかかった彼が織りなす 小さな恋のものがたり。
ーアマゾンより引用
〈ひとこと〉
インターネットをうろうろしていたら、閲覧履歴を解析されて「あなたにおすすめの作品」の欄に気になる作品を紹介されたという経験は誰にでもあると思う。
この『恋は雨上がりのように』も、僕がアマゾンプライムでアニメを見ていたら、「あなたにおすすめの作品」でアマゾンから直々に紹介されたものだ。
話の内容としては「17歳の女子高生がバイト先のうだつの上がらない45歳の店長(オジさん)に恋をする」というもの。
どうもヒロインのその女子高生は、足の怪我で打ち込んでいた陸上部を辞めることになり、燃え尽き途方に暮れていたことをきっかけに、バイト先の店長に恋をするようだ。
僕はその、なんていうか、「疲れ果て悲嘆にくれる女性のもとに運命の男性が現れ手を差し伸べる」系の恋愛小説に弱い。
例を挙げるなら、有川浩さんの『植物図鑑』、上條一音さんの『n回目の恋の結び方』や神戸遥真さんの『声が出なくなったので、会社を辞めて二人暮らし始めました。』がお気に入り。
どの作品も「社会にのまれ疲れ果てた働く女性の前に癒し系の優男が現れて恋を育んでいく」というもの。
でも今回の『恋は雨上がりのように』は上記の作品たちとは少し毛色が異なる。
その違いとは、今まで読んできた作品のヒロインは社会で働く大人の女性たちがメインだったのに対し、『恋は雨上がりのように』のヒロインは高校生だという点だ。
この物語は全部で10冊。
果たしてヒロインの一途な恋は成就するのだろうか。
1〜3巻を読了してこのマンガの先が気になる今日この頃。
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