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読書日記『灰と幻想のグリムガル』十文字青

タイトル 灰と幻想のグリムガル
著者   十文字青
イラスト 白井鋭利

目が覚めるとそこは異世界だった

〈あらすじ〉
おれたち、なんでこんなことやってるんだ……?
ハルヒロは気がつくと暗闇の中にいた。
何故こんなところにいるのか、ここがどこなのか、わからないまま。
周囲には同じように名前くらいしか覚えていない男女、そして地下から出た先に待ち受けていた「まるでゲームのような」世界。
生きるため、ハルヒロは同じ境遇の仲間たちとパーティを組み、スキルを習い、義勇兵見習いとしてこの世界「グリムガル」への一歩を踏み出していく。
その先に、何が待つのかも知らないまま……。
これは、灰の中から生まれる冒険譚。
ーアマゾンより引用

〈ひとこと〉
どうしても読みたい本に限ってなかなか見つからないものだ。
やっと見つけたと思っても、同じ作者さんが書いたその本とは違う本だったりする。
この物語もそういうふうににして出会った。
実を言うと僕は十文字青さんの『魔法使いと僕』が読みたかった。
でも、家の周りにあるブックオフを片っ端から巡り歩いても『魔法使いと僕』は見つからない。
その代わり、同じ著者が書いた別の物語『灰と幻想のグリムガル』は、訪れた全てのブックオフで見かけた。
なんか、ここまでこの物語が僕の目の前に現れるってことは、それはそれで運命のような気がしてくる。
そういういきさつで僕は『灰と幻想のグリムガル』を手に取った。
ねえ皆さん。
自分が読みたい本ではなく、同じ作者の書いた違う物語を先に見つけてしまった時、どうします?
僕は屈しました。