『アラサーだけど、初恋です。』 310-読書日記
タイトル『アラサーだけど、初恋です。』
著者 310
〈あらすじ〉
「私、井上さんが初めての彼氏…なんです」
付き合いたての彼女・山本(28歳)に打ち明けられた井上(32歳)。
「俺も恋愛経験多くないし、一緒に頑張りましょう」
爽やかな笑顔でそう返した井上だったが内心では…
『俺も恋愛経験とか一度もない…けど引かれたくなくて言えない!!』
アラサーだけど初々しすぎる男女のラブコメディ!
ーアマゾンより引用
〈ひとこと〉
あーもう、こういう物語が好きだ。
自分も、恋を知らず気づけば大学を卒業した身なので、いい歳した大人が初めての恋心に翻弄されている姿に、とても共感。
顔を赤らめて初めての恋に一歩踏み出す二人の姿が、ういういしくて、いじらしくて、目が離せなくって、可愛い。
手を繋いで二人して心の中で絶叫する二人。
見つめ合ってどうしたらいいか分からず照れる二人。
話をするたび、相手に嫌われているのではとハラハラドキドキする二人。
何をするにもキュンキュンドキドキ、ウサギのように飛び跳ねる二人の心臓。
ああ、なんて綺麗な恋愛ななのだろう。
「春」を過ぎ「青」さの抜けた大人の日常に、突如吹き抜けた「青春」の風。
瑞々しく甘酸っぱいリンゴのような二人の恋に心躍った今日この頃。
〈グループ〉
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